思いどおりの色に「染める」
料理をする時のレシピのようなもの
染料で布などの繊維を着色することを「染色」といいます。
染色の際、指定の色を再現するためには「染色データ」と呼ばれるものが必要になります。
この染色データとは、「この染料と助剤(薬剤)を、コレだけの量、入れてください」と、指示が書いてあるものです。
つまり料理をする時の「レシピ」のようなもの。
「2人前」を「6人前」に計算し直して
染色のやり方を料理に例えると、料理を作るとき、本に書いてある「2人前」の分量を「6人前」の分量に計算し直して作るようなものです。
そのため染色データは「レシピ」や「レサイプ」とも呼ばれています。
この色がほしい!
「色なんか、何色でもええわ~」という方なら、染色データはあまり必要ないと思いますが、「この色が欲しい!」という方になると、やはり、ある程度は染色データに含まれる「数字」「単位」「計算」についての理解が必要になります。
単位や計算というと、どうしても難解なイメージがつきまといますが、実は慣れてしまえばそんなに難しくはありません。
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染色方法の参考ページ
染色について少しだけ詳しく図や画像をまじえてわかりやすく解説しています。それでもわかりにくい点がございましたら、お気軽にご相談ください。
- 1. 染色について
- 染色をちょっと詳しく知りたい方への目次ページです。
- 2. 染色器具について
- 「はかり」・「鍋」など染色に必要な道具について解説しています。
- 3. 染色でつかう単位
- 「浴比」・「%」などについて分かりやすく図解で解説しています。
- 4. 染色の計算方法
- 実例だけでなく簡単に計算できる「染料自動計算フォーム」もあります。
- 5. 染料の計量
- 微量の染料を誤差なく計量する方法について解説しています。
- 6. 染色処方の見方
- 「折れ線グラフ」ぽい染色処方(レサイプ)の見方を解説しています。
- 7. カラーマッチング
- 「色あわせ」とも呼ばれる本番染色前の重要な作業について。
- 8. 混色の理論
- 色をくすます?混色とは?について図でわかりやすく解説しています。
- ex. 繊維について
- 各種繊維・テキスタイル(織物)の分類一覧表を掲載しています。
- ex. 染色用語辞典
- 染料や染色に関する用語の解説です。